5/3-4 佐渡島観光
旅
登山を終えた日の夕方から予定通りの雨が降ってきました
次の日の朝も雨・・・・
雨の観光の始まりです
次の日の朝も雨・・・・
雨の観光の始まりです
予定では大野亀を見て外海府~尖閣湾を周る予定でしたが
雨なので~・・・今回は諦め(次回に行くぞっ)
次の目的地であった
佐渡金山に行くことにしました
佐渡と言えば、金山でしょ!^^
江戸時代の間歩、明治の坑道を見学して出てきました

間歩はあちこちにあって、駐車場付近にも穴がたくさんありました
もう、ここら辺の山全体が掘られてる感じ
そして、佐渡金山の一番の金脈があった場所

江戸時代の手彫りで山が割れたこの風景はもうお馴染みの風景
金脈は白と黒の縞々が流れるように波をうっていて坑道の中にもありました
道遊の割戸の近くまで行くことができます

結構大きく掘られています
中の坑道も割戸の直下はかなりの空間でした
ここら辺は主に昭和に建てられた物

変電所やとう鉱場
中には平成元年の休山まで使用していた粗砕場もあります
(資源が枯渇したから閉山されたんだって)
車で北沢地区まで戻ると選鉱場

昭和27年まで使用されていたそうです

上から(佐渡奉行所の前の駐車場から)

佐渡奉行所見学

佐渡奉行所は江戸時代から5回も火災にあってその度に建て替えられたそうです
奉行所の敷地内にある金銀を精製する勝場(せりば)にて

砕いた石を石臼で挽くところ
石臼で挽いた石を水に入れて比重の違いで金銀を取り出し、取り出した金銀を傾斜のあるサラシの上に水と共に落とし、石と金銀をより分ける方法だそうです
相川で早めのお昼を食べて(もちろん、、海鮮)
次は
加藤酒造でお買い上げ
尾畑酒造でお買い上げ
生憎の雨模様な天気ですが、雨の合間なのか、嬉しいことに傘の出番がありません
でも寒い!すんごく寒い!
12~15度くらいかしら
真野地区国分寺の瑠璃堂へ

振り返り仁王門

国分寺境内に建立されている

寛文6年(1666)の建立 佐渡最古の寺院だそうです
以前はこのお堂の中に木造の薬師如来があったんだって(今は保管庫だろうね・・・)
お次は妙宣寺へ
新潟で唯一の五重塔だそうです

境内は綺麗な庭園で本堂も立派でした
両津方面に戻り
トキの森公園へ
トキに会えるのを楽しみにしてたの!
ガラスの向こうにトキ

あれ?黒い
私のイメージではコレ↓白がメインなんだけど^^;

これは置物だけど、館内の着ぐるみサドッキーが突然動き出してビックリしたな~もー
もう一羽は雛が生まれて木の上の巣で温めていました
もう一羽はエサのドジョウ食べに一生懸命

この後羽ばたいて木に飛んだ時、黒い羽の下に朱鷺色が見えました
感動~^^
ああ、、これが朱鷺色っていうんだね・・きれいな色だわ
そうなると、自然の朱鷺が見たくなります
移動中も田んぼをじーっと見て・・・(運転はTさん任せた、私は朱鷺探し)
佐渡は能舞台も有名

GWには薪能も行われるので、あちこちの能舞台で準備が行われていました
両津から東へ
姫崎灯台に行ってみました

無料の?キャンプ場があってテントがぽつんと
カバン、靴はあれど、人のいる気配なし
ちょっと寂しい灯台でした
行きのフェリーでも”姫崎灯台を過ぎました~っ”て言ってたもんね

あ、、、向こからジェットフォイル 来た!はっや~!
この後は夕飯の調達へ
宿は素泊まりなので、食事調達に向かいます
朝は地元の中川製パン(カステラサンドがおいしい~)と
佐渡牛乳

これね3つ重ねるとサドッキー柄の出来上がりなのよ
二日間とも朝食はこのメニュー
今日の夕食は地元のスーパーで買い出しして部屋食にしました
もちろん、イカ刺しは外せません^^
翌朝
泊まった宿(椎崎温泉のあおきや)からは加茂湖が一望
その後ろには田んぼ
フロントに朱鷺の散歩道の地図があったので、朱鷺が見られる?と聞いたら見れますよ~と
(昨日も居ましたよ~って言うので)
こりゃ、行くしかないでしょ!
と、チェックアウトして散策へ

これは見れそう~と期待して歩き出します
上見たり、田んぼ見たり

田んぼのあぜ道に置いてある肥料袋が、朱鷺に見えて仕方がない
あ、、、山も見えてきた

田んぼを一回りするも、気配すらしない・・・・
端の森の中でなんか鳴き声がするけど・・・
(朱鷺の森で声を聴いていたので、絶対そうだ!と思ってたけど、、、あとで鳴き声検索したら全然違うじゃん)
居ないのかな
今日は居ないみたい
残念
あの朱鷺色が見たかった
ここは諦め、観光へ出発しました
佐渡島の一番南にある宿根木
宿根木は北前船の寄港地として、江戸時代中頃から明治にかけて、船大工や廻船業で栄えた場所です

その地区を保存した集落です
狭い谷間に民家が密集して、今も住まれています
民家との間を通り抜けると
天然の港 宿根木海岸

風が強いーー!強風吹き付ける海岸でした
集落には民家の公開もあったり

三角の敷地に建つので三角家だそうです
さゆりストじゃなくても知っているJRの撮影場所
その当時一番の財を成した廻船主のお住まいは清九郎さんち

外側はあれだけど、、
中は豪華
漆塗りの一枚戸があったり、面取柱、、、襖なんかも春夏秋冬だし
最高水準の技術と建築材料が使用されていたそうです
あと、ここの目的はもう一つ

もう乗ってますが^^;↑たらい船に乗ること!
佐渡と言えば、たらい舟でしょ~
風が強く波もあるので躊躇しましたが、やってるということなので思いきって!
やはり、今日はコースが制限されてるらしく

あの岩の向こうへは行けません
時間と値段と天気によってコースが選べます
海が穏やかならば、岩の外へも行けるそうです
とはいえ、、ここは天然の岩場港
岸壁もないので、かなり揺れますが、船頭さんが漕ぐと思いのほか安定
へ~、、、浮かぶんだね、、たらい^^;
あの石は船を繋ぐ石だったそうです

ここら辺は地震で1-2mくらい隆起したそうです
は~、、無事終わった

集落に戻り井戸の近くに石段あり

その当時、宿根木の人口がどんどん増えると土地が無くなるので高台へと人は住んでいきます
これは毎日の水汲みで真ん中がすり減った石階段
そこかしこで当時の人の暮らしが想像できます
高台から

こんな谷間の狭い地形ですもん
何度となく水害に襲われ多くの死者がでた時もあったそうです
宿根木を後にして
小木港のフェリーターミナルへ行ってお土産物色
ちょっと早いけど、お昼ご飯にしました
GWは早め、早めの行動が吉(案の定、、どんどんお客さんがきました)
お目当てはブリカツ丼

毎食と言っていいほど生ものだったので、違った食べ物もいいね
おいしかったよ~
ちなみに・・・
イカも毎日食べてたけど、ブリ刺しも毎日食べてたの
ま~、、もう旬は過ぎて脂はないけど、刺身の切り身はどれも1.5cmくらいあるのよ
帰ってから母に刺身が厚くてさーって言ったら、田舎はみんな厚いのよ。。。と^^;
そいえば、、、親戚の家もみんな刺身は厚いかな
小木港を後にして海岸線を走ります
やがて集落はぽつんぽつんと
この辺りの人の生活はどうしてるんだろうか
お店も無いし、小木からだいぶ離れたけど。。。なんて人の生活の心配もする
車が無いと生活は大変だなこりゃ
(若い子とかさー、お洋服とかの調達はどうしてるんだろ。。とか)
右手には本州の山がシルエットで見えていました
弥彦山とかかな・・
また集落に入り
酒蔵へ^^

しっかり試飲してお買い上げ
行きたかった酒蔵、全てまわれました^^
そして、最後の目的地
岩首昇竜棚田へ
この上に棚田があるの?って感じの小さな集落から細い道を抜け上がっていきます
佐渡には棚田がいくつかあるようですが、ここは大き目な場所だそうです
佐渡の金山が栄えると人工さん達のご飯が不足していきます
平野だけじゃ賄えなく、山を切り開いていくつもの棚田になったそうです
ここの棚田は美しい~この中を上がってきました

田んぼに水がはられ、ぽつぽつと稲も植わっている水田もありました
ここでも朱鷺を探します
なんでも、小佐渡の方が目撃情報が多いらしいので・・・
棚田を後にして海岸沿いへ

小さい集落ではお祭りでした
両津への帰りの道沿いにもう一つ棚田があるので寄ることにしました

小倉ダムの近くにある小倉千枚田
ダムの向こうの斜面にも田んぼがあり、ここもなんとも美しい
心和むね
農作業をしていた方が上から見るといいよ、と場所を教えてくれます

ここの田んぼは細長いのが特徴ね
おじさん、ありがとー!
これで朱鷺も見られたらサイコーなんだけど、、、
飛んでる朱鷺いないかな
棚田を出るといよいよ雲行きが怪しくなります(大気の状態不安定でね~)
道すがら、もう一つ行きたい場所があるんだけど・・・
と、その駐車場に着く寸前に大粒の雨!
そして、雪交じりのやつもきました
ひどい雨が収まるまで車で待機
長谷寺(ちょうこくじ)に来ました

ここは年中お花のお寺だそうです
調度、牡丹も咲き始め
石階段の脇には石楠花がきれいに咲いていました
雨ではありますが、傘をさして参拝
また雨脚が強くなってきた

牡丹が咲いている庭があったので、見ようと思ったけど、こりゃダメだわ・・・・
で車へ戻ります
両津付近まで来ると雨も上がりました
フェリーの出発時間までまだ余裕があるので
椎崎公園の隣 椎崎諏訪神社の能舞台へ

泊まった宿と朱鷺を探した田んぼの近く
明日はここで薪能が行われるらしいです
神社では準備が行われていまいた
その先には加茂湖展望の丘
最後にもう一回
大佐渡山地をと思ったけど、雲の中(加茂湖の筏は牡蛎)

車の中では見えてたのに~・・これで見納め
忙しい天気です
両津で佐渡のお味噌を購入
あいぽーと佐渡の建物の屋上からフェリーターミナルを望む

振り返り、大佐渡山地を見るとドンデン山荘に灯りが見えました
これで佐渡の山旅もおしまい
最後の夕食をフェリーターミナルで済ませて(もちろん、イカ刺し)
船の中の人となりました
おしまい
コメント
何気に似たようなとこ回ってるのに会わなかったね~w
大佐渡縦走はやっぱり圧巻だね。
ああ、また歩きたいよ。
2018-05-15 21:49 ぜいぜい URL 編集
うんうん。お寺も良かったです。主要な所しかまわれなかったけど、また再訪したい場所です(自然の朱鷺も見なきゃいけないし^^;)
ぜぜ家が佐渡に入った時は金山にいました
1日違いの観光場所でしたね~
大佐渡縦走の日が晴れて穏やかだったので、まずは目的達成という感じでした^^
2018-05-16 08:51 hiro URL 編集